【コラム】コーチングとは
コーチングというと難しく聞こえますが、つまりは「人を育てるための一つの方法」です。その中でコーチングはモチベーションを重視し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。具体的には、質問を投げかけ、考えてもらうことによって取るべき行動を明らかにしていく方法です。
このように「自発性を育てて、発揮させる」という考え方が注目され、今、新しい人材育成方法として取り組まれています。
収益力を高めるために効率的な経営が求められていますが、その中で労働生産性の向上に必要なのが「自分で考えて動ける能力」です。同じ人数で高いパフォーマンスを上げるためには、このような人材が必要になります。
従って必然的にコーチングによる人材育成が求められるのです。
ただ、コーチングにも弱点があります。
① 時間がかかる
相手に考えさせる上でのやりとりが必要なため、ある程度の時間が必要になるケースが多くあります。ただ、このプロセスが重要であり、この繰り返しが自発性に繋がっていき、徐々に時間は短縮されていきます。
② 大人数を一度に指導できない
また、一度に多くの相手に対して指導ができません。個別、もしくは少人数でしか指導ができません。このような特性から、中小企業には向いている指導方法とはいえます。
上記を踏まえ、育成計画を立てていく必要があります。
新しい人材育成手法として注目されているコーチングですが、決して万能ではなく、その特徴や活用に適する場面を的確に見分けて用いることが必要です。
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