【コラム】資金調達4つの方法
融資方法は4種類あります。それぞれの融資の方法に良い点、悪い点が存在します。上手に使い分けることが、銀行から上手く融資を受けることができ、うまく銀行とお付き合いするコツになります。
①証書貸付
｢金銭消費貸借契約書｣という契約書を銀行に差し出して受ける融資で、主に長期の返済期間での借入で使われます。
②手形貸付
借入用の手形を銀行に差し入れ融資を受ける方法で、主に短期の返済期間での借入で使われます。
③手形割引
売上代金を手形で回収した場合、その手形を銀行が買い取ることによって資金が出される融資方法になります。
④当座貸越
融資の極度額を設定し、その極度額までは自由に融資を受けたり返済したりできるという融資方法になります。
銀行の審査が比較的スムーズな順番
手形割引 > 手形貸付 > 証書貸付 > 当座貸越
融資の方法は4種類ありますが、そもそも「なぜ？」融資が必要なのか。という点が一番重要になってきます。企業によっては、決算書を確認すると、「運転資金」という名目で借りてはいますが、銀行の借り入れを返済するために借り入れを行っているケースが多く見受けられます。一度融資を考える前の段階でキャッシュ（お金）の流れを考えることが必要といえます。
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