【コラム】役員報酬のもらい方を変えるだけでキャッシュフロー改善!?
役員報酬のもらい方を変えるだけで(手取りは変えずに!)、年間100万円のキャッシュフロー改善!?
本日は実際に当社で行っている、財務改善事例を簡単にご紹介させていただきます。
上記のキャッシュフロー改善は、当社が経営指導をさせていただいている、企業様で実際に起こったことです。
私自身毎月100社ほどの企業様の決算書を拝見させていただき、業種問わず、中小企業様の財務改善のアドバイスをさせていただいております。
財務改善のアドバイスの中でも難易度が当然ありまして、実は一番簡単な方法が役員報酬のもらい方を変えてコストダウンを図ることです。
ただ、役員の方々の生活もありますし、従業員様とは異なり、重い責任を負っておりますし、単純に役員報酬を下げて、コストダウンしたところで、私生活を困窮させては意味がありません。
このお話しをすると、すでに役員報酬以外の方法で支給をされて、コストダウンを図っている企業様も多いのですが、たいていの企業様がやり方を間違っています。
そもそも役員報酬を見直ししよう、コストダウンをしようと考える理由として、"売上減"が最も多く、ようは資金繰りが忙しくなるからです。
資金繰りが苦しくなる根本的な原因は何かと申しますと、10社中8社は銀行返済です。
役員報酬の設定は返済金額に併せて検討すべきであり、そもそも返済の仕方が間違っているケースも多くございます。
では、そもそもお金を借りることが悪いことでしょうか?
もちろん皆さんがご存知の通り、無借金で経営をすることはすばらしいことですが、事業拡大、設備投資の際は資金が必要になるため、銀行さんからお金を借りることはぜひともすべきだと思います。
問題なのは、自社にあった融資がどのくらいの金額で、どのように借りて、どのように返すべきかということをご理解いただいていないことです。
融資の受け方は企業様によって大きく異なりますので、一概にお話しできませんが、共通して大切なことは、
「自社の財務状況を銀行からどのように評価されているかを把握した上で、融資を受ける。」
ということです。
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