【コラム】助成金について
公的支援制度の活用として「助成金」についてご紹介します。
国からもらえるお金である「助成金」と言っても、様々なものがありますが、本日は厚生労働省が管轄しているものを少しご紹介いたします。
厚生労働省が管轄している助成金は「雇用保険に加入していて一定の条件を満たせば国から給付金が支給される制度」ですが、申請の手続きが繁雑であり、利用している企業の数は多くありません。
例えば、ハローワークを経由して新規雇用を行うだけでもらえるものもあったり、就業規則を整備し、条文を変更した後にもらえるものがあったりと様々です。
また、助成金にも制度を見直す時期があり、だいたい4月と9月あたりで見直しが行われます。
今回は、ここ最近申請数が増えているという助成金を一つご紹介いたします。
【地域雇用開発助成金】
雇用機会が特に不足しているとして、厚生労働省が33都道府県で157地域を指定している同意雇用開発促進地域に該当し、同地域内で、事業者がある一定基準以上の雇用、同時に設備・事業所の設置を行った際に一定基準で助成金が支給されるという制度があります。
簡単にご説明すると、地域が該当すれば、複数人の新規雇用があり、同時に、設備・事業所の設置を行うことで、受給の可能性があるということになります。
意外と知られていない助成金ですが、これも厚生労働省管轄の助成金です。各都道府県の労働局が管轄になります。
是非、制度見直し前に、一度、御社の今後の計画とすり合わせを行い、受給漏れがないように取り組まれてみてはいかがでしょうか。
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