【コラム】儲かっている企業には共通点がある
今回は3つのポイントをご紹介します。
【その1】「電話応対が親切」
私は1ヶ月に20件の企業へ訪問していますので、20件は電話をしています。
電話を掛ける時の多くは「アポイントの依頼」です。当然聞きなれない会社からの突然の電話、しかも東京の市外局番ですと営業電話だと間違われ、時には泣きたくなるくらいの対応をされてしまいます。
実は、お伺いして業績が悪かったり、社員教育に苦労されているという企業は、
電話対応が良くない企業が圧倒的に多いです。
≪例≫
・電話の応答に時間がかかる
・電話の声が暗い
・たらい回しにされる など…
そんな中、儲かっている企業は共通して電話応対が親切です。
こちらの要件を伝えると不在の場合は折り返しの連絡、もしくは伝言を伝える、という対応をしていただけます。
この文章だけを読んでいると「当たり前だろ」と思われる方も多いかと思いますが、これが意外にできていません。だからこそ目立つのです。恐らく社長が自分の会社に電話をかける機会はそう多くないと思いますので、このようなところに違いがでてくるのかもしれません。
【その2】「挨拶が徹底している」
企業との打合せで訪問した際に応接室に通される場面があります。そんな時に社員の方とすれ違うことがあります。
業績の厳しい企業では、黙って通り過ぎてしまうことや、こちらから挨拶をしても軽く頭を下げて行ってしまう方が多いです。
一方、儲かっている企業では共通して挨拶が丁寧です。事務所に入った瞬間の挨拶から徹底をしており、すれ違う社員の方も元気に挨拶をされます。
社長に伺ってみると「当たり前」と言われる方が多いのですが、入社時から徹底して社員教育が行われているからこそのことだと思います。
【その3】「オフィスの整理整頓が出来ている」
企業に訪問した時に依頼した書類がすぐに出てくるか、というところもポイントです。就業規則、決算報告書、月次試算表など打合せの際に使用する資料は様々ありますが、依頼をしてすぐに資料が出てくる企業さんは、揃って業績が良いところが多いです。
逆に資料がどこにあるのか分からない、資料が古い、見つからない、という状況は危険です。
【共通点】
その1「電話応対が親切」
その2「挨拶が徹底している」
その3「オフィスの整理整頓が出来ている」
今回は3つのポイントを紹介しましたが、どれも社長・幹部の方が意識的に取り組んでいることです。電話対応・挨拶・整理整頓などは初歩的なことですが、入社時・定期研修などの場でも、あらためて取り組まれております。
皆さんの会社はどうでしょうか? 「うちの会社は出来ている」と思われる企業さんも一度チェックをしてみてはいかがでしょうか?
もし、このようなお悩みをお持ちの経営者の方がいらっしゃいましたら、弊社が開催しております「経営者セミナー」へお越しください。
少しでも中堅・中小法人の経営者様にお役に立てれば幸いでございます。
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