【コラム】就業規則について
「労働基準法等労働者に関する法律は『労働者寄り』である」とよく言われます。
労働基準法は昭和22年に労働者保護を目的のため、制定されました。
その後、その他労働関係法令も含め、数々の改正されてきました。
もともとが労働者保護のための法律として制定され、労働者の待遇を向上させるため
に各種改正がなされているため、いわゆる「労働者寄り」は当たり前の話です。
経営者のためではないのですから…。
その法律が「労働者寄り」だからと言って、経営者としては無視するわけにはいきません。
家族以外の他人様(労働者)に手伝っていただいて、収益を上げているわけですから感謝の意味も込めて、ないがしろにはできません。
もし、どうしても労働者寄りが気に入らないのならば、他人様(労働者)の力を借りず自分だけで事業を行っていけばいいのです。
多くの事業主はそれを理解され、できるだけ労働法関係法令を順守しようとしています。
使用者(経営者)と労働者の約束事を書面に表した物として「就業規則」があります。
就業規則は、労働諸法令に違反することはできませんので、本来は法改正の都度、就業規則も見直していく必要があります。
見直しをしていない場合、就業規則が法律を下回る内容のときは、法律に沿うことになりますが、それでは労働者の皆さんにとって、その約束事がわからないことになりますので、見直しをすることが必要になってきます。
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