【コラム】優れた経営者
『優れた経営者』と呼ばれる人は、自社のお金事情をほとんど完璧に把握し、
それが適正水準にあるかどうかを常に意識しながら会社を経営していると言われています。
しかし、自社の適正水準を常に把握できている経営者の方はそれほど多くはありません。
そこで、中小企業のお金事情、特に借入について記載します。
もちろん業種ごとの差異はありますが、皆様の会社の数字と合わせて参考にお考えいただければ幸いです。
日本の中小企業の長期借入金は平均で、
総資産の40%~45%を占めていると言われています。
その額は、だいたい月商の4.5倍に達しているそうです。
中小企業様をご訪問しておりますと、(業種により差異はありますが)借入金が月商の3か月分を越えると、
資金繰りが忙しくなる企業が多い、という印象を受けます。
つまり、平均以上の中小企業は、資金繰りが忙しくなるような借入をしていると言っても過言ではありません。
借入が過剰になっている中小企業の多くは、返済額も大きいため、どうしても資金繰りが忙しくなってしまいます。
借入額、返済額が過剰になってしまう最大の原因は、【経営者自身が自社の適正水準を把握していない】ことです。
そのため、設備投資や運転資金の調達のために【必要以上の借入】や、【返済期間の間違い】などを犯してしまうのです。
結果的に、後々の資金繰りが忙しくなってしまうわけです。
では、適正な借入をするために会社の何を把握すれば良いのでしょうか。
その上で、どのように借入をすることが会社にとって最も良いのでしょうか。
中小企業が借金を減らしていくにはどうしたら良いのでしょうか。
前田税務会計事務所に是非一度ご相談ください。
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